(以下記事抜粋▼)「例えば大気と水をナノ化する気液混合技術は腐りやすく足が速い魚の弱点を克服。賞味期間を飛躍的に延ばし、色目やうまみも格段に良くなって魚の価値は数 倍上がる。「売り手と買い手、世間によし」の近江商人の理念である。」(▲以上)ナノ・フレッシャーの水産業への貢献の可能性を報じた。
また、(以下記事抜粋)ナノクスの「RNM」で3分間、1.3Lの水と0.2Lの空気を混合循環―。すると1㏄の水中に7億1200万個ものナノ気泡。業 界最高密度の7倍に達す劇的な記録更新だ。微細な小宇宙を映し出す特殊計測器「ナノサイト」が同社実験室で導いた。粒径は極小のものは8ナノ。最も数が多 いのは120ナノだった。(▲以上)と伝え、水産業界でのウルトラファインバブル(ナノバブル)技術の関心の高さが伺えた
minato20110830マグロ漁船の船倉内の冷海水を脱酸素処理し、漁獲したマグロを低酸素ウルトラファインバブル(ナノバブル)水に浸漬して保存状態を検証する第一回目の試験 操業を終えた。同船は8月29日宮城県塩釜港に寄港し漁獲したマグロ類を水揚げした。(以下記事抜粋▼)水揚げを終えた西田船長は「通常は腐る水槽の水も 透明感を保ち魚の皮、色も良く、においも少なかった」と自己評価。「今後もナノ水を試す」
一方、同船のマグロを扱った塩釜地区機船漁協市場課の鈴木雄治次長は「(ナノテクで鮮度保持したとは)知らなかったが、船倉の底にあった古い魚にしては見栄えは良かった」と振り返った。(▲以上) 第一回目の総評としては、当初目的の船倉内の冷海水の臭気の抑制を達成し満足のできるものとなった。装置の軽量化などの課題は残るが、今後も継続して試験 操業をかさね最終目標である著しい鮮度劣化をおこす固体による船倉内全体のマグロの値崩れを防ぐ明らかな検証へと近づきたい。 【関連サイト】 みなと新聞→http://www.minato-yamaguchi.co.jp/
minato02▲8月30日発行みなと新聞    shiogama▲塩釜港

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